《体験レポート》《ゆるり♡大宜味時間を楽しみませんか!》すーじぐぁ巡り 〜地域ガイドによる大宜味村塩屋の伝統的文化と歴史〜
《体験レポート》 うるまなびマルシェ×おおぎみりょく学びステーション 《ゆるり♡大宜味時間を楽しみませんか!》すーじぐぁ巡り ~地域ガイドによる大宜味村塩屋の伝統的文化と歴史~ 大宜味村内で最も大きく、かつては大宜味村間仕切り番所や大宜味村役場も置かれていた塩屋区。 目の前には、沖縄八景にも選ばれた塩屋湾が広がります。 ニライカナイからやってくる神を迎えてその年の豊作や豊漁に感謝し、次の年の豊穣を祈願する催事「塩屋湾のウンガミ」。 現在、塩屋湾の沿岸の田港、屋古、塩屋、白浜を中心に太保、押川、江洲を加えた7村で共同して行っている行事です。 塩屋区では400年以上続くと言われている、毎年旧盆後初亥の日に行われる「塩屋湾のウンガミ」が、今でも昔そのままの姿を残して行われているそうです。 今回は、塩屋区の伝統「ウンガミ」や歴史、塩屋区に残る「えんどうの花」や「花売りの縁」の歌碑などを塩屋の区長、知念章さんにガイドをしていただきました♪ まずは、塩屋公民館。 知念区長が準備して下さった昔の写真や資料がずらりと並び、塩屋の昔の姿や歴史的な背景を教えていただきました。 今はなき塩屋赤橋の写真を見て、みなさん「なつかしい〜♪」「修学旅行でこの辺りに来たことを思い出した!」などなど、思い出話が花盛り🌼 段々畑があった当時の写真を見て、「うんうん」と頷く方も、、、 「祖父母が、塩屋に住んでいた。今になって塩屋を知りたくなった」と参加された方が、懐かしそうに見入っている姿も印象的でした。 写真を見た後は、塩屋のすーじぐぁ巡りに出発です! 歌碑「えんどうの花」の説明を聞いた後は、知念区長の美声に吊られてみんなで大合唱(^o^)♪ 赤橋(地元の方からはサーバシと呼ばれ親しまれていたそうです)のあった場所。今では村民はじめ塩屋を訪れた方々の癒しスポットです。 後ろに見える橋が現在の塩屋大橋。 現在、赤橋は塩屋沖に沈められ、漁礁として新たな役目を担っています🐟 すーじぐぁ巡りは、歩きながら地域の方と出会ってユンタクしたり、そこにある「今」の景色も楽しめることも魅力の一つ! 今の時期は、大宜味の特産品「シークワーサー」の可愛いつぼみと真っ白なお花がチラホラ。。。 なんだか、ほのかに香る風が爽やかな柑橘系に感じたのは、私だけではないはず(*´꒳`*) 組踊で有名な「花売りの縁」の歌碑 塩屋区の拝所、塩屋湾を眺望できるハーミンジョー展望台 ウンガミに実際使用される爬竜船 知念区長のお話は、観光雑誌にはない地元の方でしか語ることのできない内容、そしてユーモアを交えながらのガイドであっという間に終了の時間。。。 もっともっと聞きたいことがある参加者と、もっともっとお話ししたい区長さん😄 最後は大宜味村の特産品「カラキ(シナモン)」入りの台湾カステラのお土産を頬張りながらの解散でした。 カラキ入り台湾カステラを作ってくださったのは、同じく塩屋にある「菓子屋 OSSA」さん!オーナーの島袋さんの素敵な笑顔のように爽やかで口溶けの優しいお菓子でした。 景色はもちろん、文化遺産、美味しいもの、素敵な人が集まる大宜味に、ぜひ遊びに来てくださいね! うるまなびマルシェ×おおぎみりょく学びステーション 澤岻